⚾︎オーストラリアソフトボール日記⚾︎

オーストラリアでしたソフトボールをしながらブログを書いたり、留学生をサポートしています。

パパに初めて奢った日。

 

 

 

 

私は正直やりたいことが沢山あって、今後「就職しました」っていう日が無いと思います。

 

大学を一年半も休学して、現在留学11カ月目。

親の援助もあり、トビタテからの支援もあり、スポンサーやファンの方にも支えられ、最近では自分で稼いだお金で生活し、支援していただいているお金はほとんど未来の子どもたちや、応援したい人に渡せるようになりました。

 

さて、そんな私が今回の帰省で絶対しようと決めていたのが

 

パパへ奢ること!

でした。

*もちろんママにも奢ります。違う形で考えています。

今回は、この帰省でパパに奢った理由と裏のストーリーを書いて行きます。

是非最後まで読んでくださいね。

 

初任給で奢ることが出来ないと思った

留学して11ヶ月経った今、

「私はきっとこのまま就職しないだろうな」

ということがどんどん確信に変わっていきました。

同期が新卒の私としては、親にどのタイミングで初めて今までありがとうの気持ちを伝えられるのか、お金、モノ、という形で恩返しできるのかをずっと考えていました。

 

うちの両親は

 

「はるかがしたいことをやったらいいよ。」

 

といつも言ってくれていて、私の背中をいつも押してくれます。

でも、もし私が就職したらこのタイミングでお金がかからなかったことは事実だし、自分の稼いだお金でいつか恩返しをしたいなと思っていました。

 

就職しなかった+今後もしない可能性が高いと思った私はこのタイミングだ!と思いました。

 

人生の中で初めて自分のお金のみで生活できるようになった

オーストラリアで働き始めてから、やっと自分自身のお金のみで生きていけるくらいに稼げるようになりました。

トビタテのお金、スポンサーのお金、ファンの方からのお金は先ほども言いましたが自分自身のタメではなく、未来の子どもたちや投資という形でクラウドファンディング等で使うようにしています。

 

誰かを助けることが少しずつ出来てくるようにもなりました。

現在は、家賃、交通費、食費、帰国するときの渡航費、全部自分で出せるだけの余裕も少しずつ出てきて正直安定してきてきました。

 

「親からの支援を受け取らずに自分のお金で生活する」ことが出来ている=自立しているということだと感じました。

 

単純に喜んだ顔が見たかった

私の父は、幼い頃からかなりの働き者で少ないときは年間10回も会ってないのでは?というほど転勤が多かったり、夜まで仕事をしていたりと本当にハードな生活だったと思います。

正直高校までの父の記憶といえば「温厚で美味しいご飯食べさせてくれる人」というイメージしかなく、仲は良かったもののそこまで父のことを知らなかったような気さえします。

 

大学時代に、父の中で

 

「この4年間は、はるかとの時間を大切にする」

 

と決めてくれていたみたいで、試合はほぼ皆勤賞で来てくれました。

土日の試合はほぼ送り迎えをしてくれて、夜には美味しいご飯を連れて行ってくれる。

そうしているうちに、父とは何者か?というのがこの4年間でよくわかった気がします。

冗談もどこまで言っていいかわかるようになったり、何が嫌で何が好きなのか、価値観はどんな価値観なのかなど、色んなことがわかるようになって、この4年間で絆が一層深まったような気がします。

 

私のパパが決めていたたった一つのこと

父が私を育てる上で決めていたことは

 

「はるかの意見を尊重する。」

 

ということでした。

 

今思い返せば、父に怒鳴られたことはもちろんないし一度も注意すらされなかったと思います。

あまり会うことがなかったことも一つの理由かもしれませんが、これ以上自由にさせてくれる親はいないなと思っていますし、父以外に一度も会ったことがありません。笑

それほど、私の意見を尊重してただ見守ってくれました。

必要な時には援助もしてくれましたし、だから今の私があると胸を張って言えます。

 

奢ったときのパパの反応

食事に行く前には事前に何も言わずにいつものように美味しいところをピックアップして連れて行ってもらいました。

今日行ったのは焼き鳥屋さん。

生物を出している程、かなり新鮮な鳥を扱っているお店でかなり美味しかったです。

 

最後のお会計のときに

「あ、はるかが払うよ。」

というと

「え!!!!!!まじ?!?!?!?!そんなに儲かっとんか!?!?!」

とびっくりしていました。笑←そんなに儲かってはいません。笑

 

が、とりあえず

「まあね😏」

と格好つけておきました←

 

車に乗った後、目を少しゴシゴシしていたので「え?泣いてる?」って思ったけどあえて聞くのはやめました。

 

感謝の気持ちを伝えることはこっちも心が暖かい

 

奢ってあげる方って確かにお金は減りますが、素敵な気持ちをプレゼントするとともに一緒に私もホッとしたんですよね。

 

あ、伝わったな。って思いましたし、このタイミングで奢ることができて本当によかったです。

 

まだまだこれからも迷惑かけると思うけど、ソフトいけるところまで行けるように頑張るね。

パパいつもありがとう。

 

はるか