オーストラリアのスタバが流行らない日本との違い。
日本で大人気のスターバックス。
私が日本に一時帰国した時に毎回感じることは、
日本ではものすごく流行っているのにオーストラリアでは流行らないのか?
今回はオーストラリアの文化と日本の文化の違いについて、そして私が感じた違いを書いていきます。
オージーはコーヒーが好きだからカフェに行っているわけではない?
オーストラリアの人たちがカフェに行く理由は、コーヒーを飲むことだけが目的ではありません。
オーストラリアのコーヒーショップに行ってみて感じたのは、アットホームな場所がほとんどでコーヒーを飲みに来ている人たちが久しぶり〜!元気してる〜?といった会話をしょっちゅうしているのを見かけます。
これは、コーヒーを飲みたい!という衝動よりもお店の友だちと話したい、店員さんと会話したいという気持ちが生まれていることがわかります。
彼らにとってはコーヒーはあくまで手段なんですね〜。
日本とオーストラリアの違い
日本でスタバが流行る理由
日本のスタバに久しぶりに行ったとき感じたのは、他のカフェと比べてアットホームな雰囲気があります。
店員さんが名前を聞いてくれてカップに書いてくれたり、コーヒーを作る時に「〇〇をお待ちのお客様〜」と笑顔で確認してれたり。
また、長居しすぎるとお席を譲ってください〜と言われることもないので(混んでいなければ)そこもいいポイントかと思います。
他のカフェと比べるとむしろゆったりした空間が日本で流行っている理由だと思います。
しかし、日本の場合は隣同士になった人と話したりはしませんし、店員さんとの会話も日常会話までにはあまり発展することがありません。
日本人の文化として、自然な笑顔で接客されること、コーヒー一杯で長居できること自体、もう居心地のいい場所ですよね。
オーストラリアでスタバが流行らない理由
オーストラリアではスターバックス以外での場所は基本的に来たお客さんに対して、自然な挨拶や、今日の出来事などを聞いて来ます。
更に、全く知らない人に「そのコーヒー美味しいよね〜」と言われたり、食べているものを「美味しそう!!!」と言われることもあります。
それほど誰に対してもフレンドリーで、会った瞬間から友だちになれる環境がオーストラリアにはありました。
しかし、スターバックスはお客さんとの会話を楽しむというお店ではなく生産性を求めたり、売上にフォーカスしていることがオージーの方からは丸見えでした。
仮に運営方針がお客様を大切に。だったとしても、オーストラリアにある殆どのカフェはそれ以上の関係をつくりあげていました。
コーヒーを飲むことはあくまで友だちに会う、友だちと楽しくおしゃべりするための一つの手段にすぎないんですよね。
最近のオーストラリアのスタバの傾向
とは行っても、観光客が多く多人種国家と呼ばれているオーストラリアではオージー以外のお客さんを対象にしてスタバも作戦を変えて来ました。
そのお陰か、現在は少しずつではありますが売上も少しずつ伸びて来て新しいスタバも増えてきました。
ただ、中を覗くとやはりオーストラリア人以外の方が多いようにも思いますし、まだまだオージーの好む環境にはなっていないようですね。
日本にもオーストラリア並みにリラックスしたカフェが欲しい。
私が日本に帰ってきてから感じたことは、1日に全く知らない人と会話を交わす数の少なさです。
正直ものすごくストレスです。
コーヒーを1人で飲んでも誰も話しかけてこないし、私も話しかけない。
なんだか孤立感があったり寂しい気持ちになります。
日本にもオーストラリアみたいなカフェ、ローカルなカフェがもっと増えれば、人気が出ればいいなと願っています。
はるか