⚾︎オーストラリアソフトボール日記⚾︎

オーストラリアでしたソフトボールをしながらブログを書いたり、留学生をサポートしています。

サウジアラビア人との恋の話。

 

先日このようなツイートをしました。 

 

その結果、かけるところまで無料で聞きたいという意見が多数で有料にするまでは聞きたくないとのことだったので、許す限り書ける範囲で書いていこうと思います。

 

このブログを読む前の注意点

⑴実は現在停滞期、というかほぼ自然消滅中です。笑

本当は物事が完全に終わった時に書こうとしていたんですけど、いろいろあって(最後に書きます)かなり中途半端な状態で止まってしまっています。

なので、温かい目で最後までキュンキュンしたり、悲しんだりしながら一緒に文化の違いを肌で感じてみてください。

⑵あくまで一例として見てください。

今回私が出会った人が、こういう感性を持っている方だっただけであってサウジアラビア人が全員こういう性格だ!と思わないでください。

ぶっちゃけ人それぞれです。

誰かが国際恋愛するときに参考程度になればいいなと思って書いています。

固定概念を持ちすぎて誰かと付き合わないでくださいね。

では、サウジアラビアの彼との恋のお話をどうぞご覧ください。

 

 サウジアラビア人の彼との出会い

私が初めて彼に会ったのは、ちょうど2ヶ月ほど前の話。

あることがきっかけで、連絡を取り合うようになり出会った二日後にデートに誘われました。

デートに誘われた日は、私はジムに行っていたので着替えを済まして待っていると彼が到着したのはだいたい私が準備ができてから1時間後。

そこからカフェに行ったり、彼の家で行われている食事会に誘われて一緒に遊びに行きました。

 

そのまま意気投合し一気にカップル成立?!

その日一緒に話している中で、かなり居心地の良さを感じていてなんとなくこの人と付き合えたらいいなくらいは思っていました。

もちろん文化も違うし、付き合い方も違う彼と私にとって「付き合う」という形自体も違いました。

一番大きく違ったのは、付き合い方。

彼の文化では、そもそもリレーションシップがかなり難しい地域、文化、宗教だったので距離感がかなり難しいこと。

私の場合は、「付き合おう」という言葉がないとカップル成立にならないことでした。

お互いの文化の話、どうやってカップルになるかを話している時に思い切って聞いて見ました。

「私たちの場合っていつからカップルになるの?」

と聞くと

「俺はもう俺たちがカップルだと思ってるよ」

と言ってくれました。

 

愛情表現の違い

日本人の場合、外であまりキスやハグをしないイメージがあります。

サウジアラビアでも実際にはそうでした。

しかし、彼曰く「俺たちはオーストラリアにいるんだからオージーと一緒だよ」ということで常に手を繋いでくれたりほっぺにキスをしたり、立ち止まっていると後ろからハグしてきたりと周りを気にしない愛情表現がかなり豊かでした。

 

*慣れるまで普通に照れます。笑

 

宗教の違い

豚肉が食べれない、むしろ汚いあんなもの。と言われる

彼と宗教の話をしている時に言われた言葉は「豚は汚い」という言葉でした。

私は日本食のしゃぶしゃぶが大好きですし、豚を使っている料理が大好きなのでかなりショックでした。

汚い…ということを真に受ける必要はないのですが、流石に心に刺さった言葉でした。

お好み焼きをつくって行ったら8割くらい残された

いつも彼の家でご飯に招待してもらっていた私は、「いつものお礼がしたい!」ということで、お好み焼きをつくっていきました。

イスラム教徒の方達が豚が食べれないということで、牛肉を使ってお好み焼きを作りました。

二日後の朝に私のお皿を見てみると、そこには大量に残ったお好み焼きが。

口に合わないと言われたわけでもなく、むしろ美味しかったと言ってくれた彼でしたが、二度とつくりたくないと思った1日でした。

おそらくあまり近い関係じゃない人からもらったものはそんなに手をつけないのかなと思いました。

この経験はかなり辛かったです。

ホームステイのお父さんと喧嘩になったこと

私が彼との付き合いで最大の過ちを起こしてしまったのはこの事件だと思っています。

ホームステイのお父さんのナショナリティはイラン人。

彼はサウジアラビア人。

この2人の相性はかなり悪いことを私は知りませんでした。

実は、この2人の住んでいる地域はかなり近く、さらに他の国の人から見たら言葉も良く似ています。(中国語と韓国語と日本語が海外の人からしたらわからないようなイメージです)

お父さんの横でメールをよく見ていた私は、「もしかしたら彼とお父さんは同じ国の人なのかも!」と思い、私がホームステイをしていた家に遊びに行った時に彼を紹介しました。

 

すると、お互いのナショナリティを言った瞬間お父さんの態度が一変。

もちろん彼もそれに気がついて、後から連絡してきました。

彼はかなり大人の対応で、お父さんに対して何も言わなかったのですが、お父さんは私が彼と関わっていることに対してさえ激怒。

彼が帰った後にお父さんと20分ほど口論になり、挙げ句の果てには

「お前があいつと関わるんやったら一生この家にくるな!!!」

とまで言われてしまいました。

 

それほどシビアなところに足を踏み入れてしまったことを後からすごく後悔しました。

お父さんも好きだし、彼のことも好きだった私はそこで何も答えることができませんでした。

 

彼との歯車が狂い始めた日。

彼との関係が崩れ始めたのは、ほんの些細な一言でした。

私が彼のコンプレックスに触れてしまったのです。

 

私の中ではなんでもない笑い話が、彼の中ではかなり気にしていたことだったみたいでそれ以来彼の態度は急変どころか全く連絡もちゃんとしてこない状態に。

 

もちろん彼のことが好きだった私は、必死で関係を修正しようといろんな方法で動きましたし、とにかく謝り続けました。

彼がテスト期間に突入するということも聞いていたので、それを邪魔しないように考えたり、常に修復することを考えて行動しました。

 

しかし、そこから悪夢の1週間の始まりでした。

「すぐに会えるよ」と言われて待ち続けても一向に会えない日が続き、電話をしても全く応答しない。

更に、明日会えるからと毎日のように言われて連絡を待っていても連絡を返してくるのが夜中の3、4時が当たり前。

 

学校に行くことが優先だった私がどんどん崩れていきました。

時間にルーズ、というよりそもそも会おうとしていない。そんな感じでした。

 

私のタイムリミット

嘘をつかれた事、相手が修復しようと全くしていない事に対してもうこれ以上引っ張っても意味ないと感じました。

待ちたい気持ちもありましたが、会ってもくれない彼との修復方法は本当にわかりませんでしたし、私の気持ち的にもだんだんと好きという感情から離れていきました。

 

そして、本当の喧嘩の原因は「喧嘩中に彼が寝てしまった事」が原因だったこともありここまでかなと感じる自分もいました。

 

私にとっての国際恋愛とは

⑴理解がとっても難しいこと

正直毎日が新鮮です。

サウジアラビア人は自分のお金はみんなのもの、みんなのお金は自分のもの。です。

お金に困らない国とも言われています。

サウジアラビア人に限らず、他の国の常識がもちろん違い、自分の価値観と違うことが頻繁に起きるので、そこを常に理解しなければいけないということです。

ある意味、毎日飽きませんし文化にも興味がもてて楽しいという一面もあります。

*私もイスラム教についてかなり調べました。

⑵新しい自分に出会う

国際恋愛をすると、新しい価値観に触れます。

そうすることで、知らない自分に出会うことができます。

あまり深く考えず、どんどん新しい自分を開拓しましょう。

 

⑶英語が伸びる最大の近道

語学留学、国際恋愛の最大のメリットはここにあると言っても過言ではないでしょう。

大学に通っていた彼との会話は、正直自分にはかなりメリットが大きかったです。

常に英語環境に置かれていることで、英語が伸びる早さはかなり早くなります。

連絡を取るときも常に英語でのチャットなので、ライティングも伸びますしね。

英語力に対してのメリットは、かなり多いですよ!

 

最後に

 

私が今回このブログを書いた理由は、「国際恋愛をしている人、するかもってなっている人に一つの事例として見て欲しい。」と思ったからです。

 

あまり世の中に出回っていないサウジアラビア人との宗教で揉めた話も含めて理解し難い部分もあるけど、それをうまくやりくりしていけるように願っています。

最後まで読んでれてありがとうございました!

 

はるか