⚾︎オーストラリアソフトボール日記⚾︎

オーストラリアでしたソフトボールをしながらブログを書いたり、留学生をサポートしています。

物理的な距離と心の距離

 

 

 

今回は、私が高校から家を出て大学で一人暮らしをして、現在オーストラリアでホームステイをしている事から、

「物理的な距離は気持ちの余裕と不安を生み出すのか」

について書いていこうと思います!!
高校時代の実家との距離(岡山⇆兵庫)
高校の時、ソフトボールを続ける為に寮生活を始めました。
距離としては電車が鈍行しかないので1時間半程度かかる距離です。
環境としては、始めはソフトボール専用の寮がなく、一般生徒と同じ寮で生活をしました。
二年生になる手前にソフトボール寮が出来てさらに部活に専念する時間と、みんなと過ごす時間が増えました。
私が入っていた寮では部屋の掃除や廊下掃除まで全て毎日チェックが入ります。
一人っ子で散々甘やかされて育った私からしたら本当に苦痛でした(笑)
実は、中学生まで料理を含めた家事を全くしたことがなく、洗濯の回し方だけ母に教わってから入寮した程です(笑)
恥ずかしながら、服を畳んだり何かを整理整頓するという習慣が全くついていなかったので始めはルームメイトにも迷惑をかけましたし、よく部屋の点検も引っかかりました…。
排水溝掃除やトイレ掃除は、慣れてないと臭くて汚いから出来なかったり、今まで片付けていなくても、両親が片付けてくれていた事が当たり前すぎて気づけたなかった人も多いです。
私は寮に入って、「生活力」が身についたように感じます。
どれだけ疲れていても、洗濯物や掃除は全てじ分でやらなければならないし、もし風邪で寝込んだとしてもチームメイトに移さまいとほぼ監禁状態で治さなければなりません。
今となってはいい思い出ですが、二度と戻りたくは無い過去です(笑)
また、一人っ子で縦社会を知らない私にとって
「自分の意見が通らない」
という経験は実は高校の時に初めて体験しました。
中学生までは相当周りの友達に気を遣わせ、私のことを優先してくれていたんだなと痛感した三年間でした…。
高校の時はケータイを途中から持っていなかったので、部携帯で親と連絡したり手紙交換をしました。
年に2回帰省ができ、大会の時には両親も足を運んでくれました。
中々長い時間話すこともありませんでしたが、年に10回以上は会って居たかなと思います。
四六時中チームメイトと居たこともあり、寂しさや帰りたい気持ちになったことはほとんどありませんでした。

大学時代の実家との距離(京都⇆兵庫)
大学では部活を続けることもあり、一人暮らしをさせてもらいました。
一般生徒でも毎日この距離を通うのは少ししんどいかなというくらいの距離ですが、たまに通っている友達も見かけました。
この時の距離はおおよそ2時間程度で帰れる距離で、母が居酒屋さんをやっていることもあり、試合が兵庫県である日に帰ったり、長期休みには実家に帰る時間も長かったと思います。
引退してからは、ほぼ毎月帰っていた気がするほどよく帰って居ました(笑)
気持ちを切り替えたい時、母に話を聞いてもらってアドバイスをもらうと次頑張れる気持ちが生まれましたし、逆に母の相談に乗ることも多々あります。
この頃は一人暮らしをしていた事もあり、何かあればいつでも帰る事ができる保険があったので、ホームシックにもならずとてもいい環境で過ごせた大学生活だったなと感じます。

大学を休学して留学したときの距離(オーストラリア⇆日本)
距離にすると飛行機で乗り換えておおよそ12時間程。
ソフトボー部を続けたかった事と、海外の大型バッターと戦って身長が低くても戦える技術があることを証明したかったので、オーストラリアに渡航することを決意しました。
私はこの段階で高校から家を出ていたので
「どこにいっても私はホームシックにもならないし、寂しくなんてないし生きていける」
と余裕がありました。
オーストラリアで留学した始めの一週間も、友達もできてホストファミリーも非常に親切で間違いなく大丈夫だと確信しました。

ところが、ある事件が発生しました。
二ヶ月経った頃に語学学校の先生と口論しました。
事の発端は、上のクラスに上がりたいと思った時に先生に相談した事です。

今思えば大した事を言われたわけでは無いのですが、英語で言われた言葉はキツく感じ、言い返せなかった事で自分への苛立ちと、先生に言われた言葉が胸に突き刺さり、次の日クラスに行くほどよゆうが物理的なありませんでした。
その事件自体は特別大した事では無かったのですが、一度気持ちをリセットしたい!と思った時に、「自身が心地よい環境にすぐに戻れないという物理的な距離」が非常にしんどかったのを思い出します。
ホームシック。というものとは少し私の中でニュアンスが違うのですが、高校から家を出て携帯もない状態で過ごしてきた経験もあるのに、少し辛いと感じている自分に対してびっくりしました。

この記事で何が言いたいのかというと、人との付き合いの中で
「物理的な距離≒心の距離」
となる可能性があるという事を感じてもらえたらなと思います。
これを逆手に取ると、近くに苦手な人が居るのならば物理的に距離を取ってしまう事が一番の対策になると思います。
例えば、連絡を一切しないようにするとか遠くに引っ越してみるとか。
様々な物理的な距離の取り方があると思います。
この距離の関係さえ自分で理解しておけば今後の人生が生きやすくなると思います。
友だちも恋人もそうだと思います。
無理に距離を埋めようとするのではなく、変化も受け入れてあげて無理に詰められない距離は詰めない。
これさえ守っていれば次会う時に、昨日会っていたような気持ちで会えるような気がします(^^)

今日はソフトボールを通じて感じた物理的な距離について書いてみました。

 

 

 

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