留学生はみんな「国家代表です」。〜国柄で判断するな。結局人はパーソナリティで決まる〜
こんばんは!
オーストラリアでソフトボール留学をしているはるかです!!
今回私が書くことは、実際に今日友達と話している時に起こったことから自分が感じたことと、留学前と比べて変わったことについて述べたいと思います。
これは今後留学する人達にも、周りに海外の友達がいる人達にも気を付けて欲しいし、今後東京オリンピックが控えている日本で絶対にやって欲しくない行動、いって欲しくないことを書きます。
なぜなら私自身今回の出来事ですごく傷ついたから。
悪気がないからこそ悪魔です。
今日のとある出来事。
今日語学学校の元クラスメートとBBQをしていた時のことです。
色んな話をしていく中で、お互いの文化の話になりました。
正直始めの方は本当に表面的で正直どうでもいい良くあるたわいの無い話だったのですが、いつの間にかエスカレートして日本と韓国の関係性の話になっていました。
もちろん韓国が好きな私にも日本のメディアのせいであまりいい印象がなかった時期もありましたが、現在沢山の韓国の素敵な友達ができて韓国人だからどうとか、他の国の人だからどうとかそういう固定観念は随分なくなりました。
しかし、私の中の良い韓国人の友達が
「日本ってね、昔韓国人いっぱい殺しだんだよ。」
「日本の過去の文化は嫌いだけど、別に今の日本が嫌いなわけじゃない」
「韓国人なのに、日本人って言わなきゃいけないオリンピック選手がいた」
など他の国の子達(アジア圏外であまり日本を知らない人達)に向かって日本の悪いところを言いだしました。
でもそれを言って私はどうしたら良いの?謝ればいいの?
そうじゃないと思うんです。
過去の歴史を背負いながら生きて言っていたらきりがないし、今はその話をするべきではないと思いました。
この過去の歴史のことを掘り返すのは本気でその科目について習いたい人が習えばいんです。
私もその子の性格をわかっているので、悪気がないのはわかっています。
ですが、私は日本人ですしそんなに近くで自分の国を悪いように言われて良い気は全くしませんでしたし、正直かなりショックでした。
日本の良いイメージを持ってくれている人達にわざわざ言わなくても良いし、ましてや私を含めて他の日本人の友達もいました。
多少なら構わないし、正直タブーなことも知らない人もいるので質問される分に答えるのは構いません。
しかし、この話ばかりはお互い気を遣わなければいけないところなのでは…。
とも思いました。
そのあとに話は中国人に移り、中国人のことが嫌いな日本人が多いだの韓国人が多いだの…。
確かにそうだとしても、私たちがその話をお互いの国の名前を背負って言ってしまったらその国の人たちはみんなそうなんだという見方になってしまいます。
語学学校の良いところはたくさんの国の人と出会いでもあります。
それがたくさんの国の人と悪口を交わすためで良いのか…。
ちゃんと考える必要があるのではないかと感じました。
「偏見を持つな」とは言いませんが、あくまで私はこう思う。という意見に留めておかないとどんどん日本人のイメージがどこかの国で悪くなりどこからかその情報を聞いた人が辛い思いをしたり、日本人のことを嫌いになったりします。
そうならない為にも絶対に「みんなこう思っている」と軽々しくみんなの意見のように言わないで欲しいです。
少なからず私はいろんな国の人達を尊敬し、そして結局は人種や言葉よりも大切なのはパーソナリティだと思っています。
もちろんアジア人とは考え方が似ているので共感しやすかったりはしますが、あくまでもそれはそれ。
逆にヨーロッパの人たちは時間にルーズという風潮もありますが、それはそれで理解していく。
ほぼ地球の反対側で暮らしている人達と交わってみて分かったことです。
最後に私が聞かれた
「日本人の殆どの人は中国人のこと好きじゃないでしょ?」
という質問に対しては
「私はそうは思わない。だって沢山の素敵な中国人のことを見て来たから。お互い色んな文化があって、お互い良い印象も悪い印象も持っている。だから全てお互い様だよ。」と。
たった一言で、相手を傷つけ、たった一言で相手を思いやれる。
言葉ってすごく大事だと感じました。
この機会に皆さんにも是非一度考えて欲しいです。
無意識のうちに海外の人を偏見しているような言葉を発していないか?
国柄だけで判断していないか?
事実だとしてもその国のことを悪くいうような言い回しになっていないか?
みんなで気をつけて素敵な日本、そして世界にしていきましょう。
はるか