私が感じた日本と海外の戦い方の違い
今回は、私が感じた日本と海外の戦い方の違いについて書きます。
いつも楽しそうなソフトボールのことばかり書いているので、楽しいことばかりかと思いきや、もちろん苦労したこともあったので
「オーストラリアで感じた、国内との戦い方の違い」
について話していこうと思います。
こっちに来てから、もうかれこれ10試合以上は消化したかな〜というところですが、初めの方は私の武器となっていた低めの繊細なコントロールがビックリするほど通用しませんでした…。
というのも、このソフトボール人生ずっと大切だと思っていたことが海外に来て、戦い方が全く別のものだとわかったのです…。
違和感を初めて感じたのは、勉強がてらに去年の世界選手権のYouTubeを見ている時にアメリカのものすごいライズを投げる選手を見た時でした。
彼女は、可愛らしいリボンの髪留めを頭につけてポニーテールをしていて、ほとんどストライクを投げずに日本のバッターをどんどん抑えていきました。
しかも、全部ライズボールで。
そして、昨日の試合をしている時にキャッチャーの子に「遥の得意なボールは何?」と聞かれたので、「ライズボールだよ」と答えました。
はい!!!ここでストーップ!!!!
本庄さんって、ライズボール⚾️投げれたっけ?笑
はい。投げれません笑 もどきです。笑
高校の時に、辛口な元実業団の方に
「え?それ本気でライズやと思って投げてんの??笑」
とバカにされた程上がっていません笑
ましてや、体が小さいので遠心力で投げるビューーン!と伸びるボールを投げるのは不可能なわけです笑
今まで、絶対必要だろうと思って何度も練習して来ましたが結局もどきしか投げれませんでした笑
むしろ、私の持ち味はコントロールとチェンジアップだ!!って今まで偉そうに答えて来たのに笑
そんな私が、なぜ得意なボールをライズだと答えたかというと、
「私くらいの90㌔出るか出ないかのローボールは、いとも簡単にパワーだけで飛ばされてしまうから」
です。
いつしかのブログで紹介した、私の大好きなキャッチャーのASHはそのことを良く理解してくれていました。
もちろん低めのボールも使うのですが、基本はほとんど高め。
オーストラリアのパワーヒッターのバットに当たることがどれだけリスクが高いのかをよく知っていました。
私が、それを理解したのは実は昨日のキャッチャーとの話の中でライズボールが得意だと答えた時でした。
もう、無意識のうちにライズボールが得意だと自分の口で発していました。笑
それくらい、ASHと組んだ時の高めで戦っているイメージがついていたんだと思います。
日本で戦っていた時と、今オーストラリアで戦っている感覚は全く別物で攻め方も正反対です。初めて、私が海外に来て見て戦った意義が実感できた1日でした。
そして、私は日本のオリンピック強化選手候補として三つの事項をあげていた理由をしっかり理解しました。
ソフトボールを初めてこのかたコントロールが絶対大事だと思って来たのにここでぶっ壊されるとは思っていませんでした泣
繊細なコントロール
ではなく、
ここぞという時に決めれるだけのマウンド度胸があるかどうか
というのが大事ではないかと思います。
帰国後の日本一周計画の時にも、今後日本国内レベルで戦いたいのか世界レベルで戦いたいのかでも戦い方は大きく違ってくるということを伝えていけたらいいなと思います。
なんせ、左右の変化より間違いなく上下の変化の方が大切だということです!!
また、これから試合を重ねるにつれて私自身の意見も変わってくるかもしれませんが、近況としてみなさんにお伝えしておきます!
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はるか