オーストラリアにソフトボールのプロはあるの?〜オーストラリア代表エースが所属するチームに入団しました!〜
オーストラリアでソフトボール留学をしているはるかです!
私はオーストラリア代表エースのカーヤ・パーナピーが所属している「Saints」に入団することに決まり、オーストラリアでソフトボールをすることが決まりました。
その流れからオーストラリアのソフトボールってプロがあるのか?どのような形態になっているのかを詳しく書いていこうと思います!
- オーストラリアにプロはあるの?
オーストラリアでは、全チームがクラブチームになっておりプロ契約という形でソフトボールをしている選手はいません。
カーヤパーナピーはSaintsに所属していますがお給料をもらってプレイしている訳ではなく、クラブチームの一個人としてチームに加入しています。
また、カーヤの場合日本のシーズン中には日本で投げて給料をもらい、シーズンオフのタイミングでオーストラリアに帰国してSaintsのA1(一番レベルが高いところ)で投げています。
オーストラリアでソフトボールを続けていても実際問題はソフトボールと全く関係ない場所で仕事をしながらするというのが一般的な形になっています。
- オーストラリアのチーム形態
日本のJリーグの形態を知っている方には分かりやすいとは思うのですが、一番上に社会人チームとして一番強いチームがあり、その下にU 20、U16などと学年によって分かれていたり、シニアのチームがあったりします。
日本のソフトボールの多くの形態いは学校の教員が顧問として授業以外の場所で指導を行うといったものですが、オーストラリアはかなり地域に密着しています。
(Saintsの学年別チームを表した図)
オーストラリアのチームではこのように分かれていて、各自同じユニフォームをきています。
この形態の面白いところは、お互い別のレベルでやっているチームを応援し合える点です。
クラブチームが各それぞれ全く別のチームでやっていたらそういった事は起きないのですが、同じチームだからこそ上の学年の子が教えたり、U13の子達から「今日のピッチングすごかった!」とごく自然に言ってもらえたりします。
また、カーヤのような代表選手もクラブチームに加入して活動しているので子どもたちと代表選手の距離がかなり近いのも魅力的だなと思いました。
(ちなみに私たちが試合をしている時に同じチームの子がベンチに入ってきてカーヤとハグをして楽しそうに話していました。)
- クラブチームへの加入の仕方
私の場合は先輩からの紹介という形で入ったので少し携帯が違うかもしれないのですが、実際には直接コンタクトを取るか、エージェントにお願いすれば加入自体はそこまで難しくありません。(入れないという事は基本ないです)
その後から、トライヤルという形でどこのポジションが守れるのか、技術はどれくらいかをテストしてコーチと総監督の方が話し合い振り分けられる形になっています。
(私の場合ピッチャーだったので、球種を聞かれて少しだけピッチング見てもらって決まりました)
- 金銭的な面はどんなん感じか?
グランド使用料や登録料云々で大体300ドル(3万くらい)を見ておけば良いと思います。
給料が発生する事はありませんが、頑張ったらコーチから試合後にお酒をおごって貰えます。笑
(個人的にピッチングの後なのでいつもジュースにしています)
- 最後に
日本でソフトを続けるメリットとしては仕事が同時に確保される事だと思いますが、実はオーストラリアの最低賃金は日本でいう1500円以上にはなっていて、普通に働いたら実業団の子たちの給料を抜かせます。笑
なんならちょっと贅沢できるくらいです。
ワーキングホリデーだと一年間滞在できるので*サマーとウィンターで二回決勝リーグに出場出来ますし、かなり好条件だと思います。
高校、大学ソフトを引退してソフトを続けたいけど実業団に行くほど上手くない…
大型バッターと戦ってみたい
いろんなソフトボールの価値観に触れてみたい
ソフトしながらエンジョイライフを送りたい
そんな人は是非オーストラリアでソフトボールをしてみてはいかがですか?😆
現在そう言った子どもたちのサポートもしているので是非ご連絡ください!
honjo.harukaa@gmail.com
*オーストラリアではサマーとウィンターでチームも異なります。
詳しくはこちらから↓
はるか